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気ままに殴り書き

日々感じたことを、気ままに書き記す予定でしたが。。。

明光義塾に是正勧告、これはどういうことだろう

ニュース深読み

本日のニュースサイトで、大学生らの講師が「ブラックバイト」として訴えていた明光義塾が、講師らへの一部賃金の未払のため、労働基準監督署より是正勧告を受けた、とありました。

どうやら、授業の準備や報告書の作成など、授業以外の賃金の一部を、講師である大学生に未払であり、しかも、このようなことが常態化していたとのこと。

私がこのニュースに敏感になったのは、二十数年前の私が学生の頃に、明光義塾でバイトしていたから、との単純な理由です。当時は、明光義塾は個別指導でありながらも、講師・生徒とも和気あいあいとしていまいた。

 また、当時は、「ブラック企業」や「ブラックバイト」という単語はもちろんのこと、コンプライアンスさえなかった時代。

私が講師としてバイトをしていた頃は、「ブラックバイト」ではないのですが、「なぜ明光義塾はこんなに時給が安いのだろう」と素朴な疑問を抱いていた程度です。一般的には、塾の時給は高いのですが、コンビニのバイトと大差なかったとの記憶です。

しかし、今回の是正勧告のもとになった「授業の準備の時間や、報告書の作成」などもなく、「この二十数年間で、何があったの個別指導塾、そして明光義塾?」と、簡単に確認してみました。
 

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▼以下は明光義塾に特定したものではなく、広範囲での一部の個別指導塾に関するものとなります。
(引用元:東洋経済オンライン、他)
 
  • 個別指導塾の講師・アルバイトで構成する労働組合である「個別指導塾ユニオン」が問題視するのは、「コマ給」という給与体系。
  • 「コマ給」は授業単位で給与を支払う体系であり、これにより「コマ」以外の仕事量を増やし、責任を負わせ、辞めにくい環境となっている。
  • 個別指導は集団型と比較すると小さな教室で事足りるため出退店は容易。
  • 集団型と個別指導型を併設し、生徒が両方を受講すると、単価も上がる。一方で、個別指導により苦手分野の獲得など、生徒側にもメリットがあり、塾側と生徒側のニーズが一致。
  • ニーズが一致したところで市場が拡大したが、都市部では既に個別指導も飽和状態。
  • この飽和状態のなかで、講師の給与にシワ寄せの状況となっており、「コマ給」の導入とあいまって、「コマ」以外の仕事が増えている。

 

なるほど。市場が飽和状態になると、経費節減でなんとかコストを抑えてようとするのは、個別指導塾に限らず、どの業種でも同じと思われる。バイトは、社員と異なるのだから、やはり「コマ給」としながらも、他の仕事量を増やしたことに無理があったのでしょう。

一度、是正勧告を受けようものなら、講師のみならず保護者からの敬遠などの影響もあるはず。今後、明光義塾はどのように「ブラックバイト」から脱却するのでしょうか。