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Fire TV Stickがまさかの熱暴走? 冷却方法を再検討してみた

2017年5月にソニーのブラビアの旧機種をはじめ、多くの液晶テレビなどでhulu視聴のサービスが終了しました。我が家でもブラビアを使用してhuluを観るケースが多かったのですが、サービス終了以降はFire TV Stickが大活躍。

大活躍する一方で、暑くなってきたのに伴い、困ってしまうのが本体の発熱によると思われるシャットダウンなどの不具合。私は「 Fire TV Stickの熱対策、外枠加工、ヒートシンク取付で効果あり」の記事のとおり、熱対策をしているにもかかわらず、また、全てが発熱による影響とは言えないものの、突然のシャットダウン、視聴中の動画の突然のフリーズ(ホーム画面に戻る)などが生じています。このため、更なる熱対策を検討してみましたので、ご参考。

 

▼Fire TV Stick 旧型は、以下の巨大なヒートシンク2個にて対応しています。先へ急ぐ方はこちら。

Fire TV Stickが高温でフリーズ、巨大なヒートシンク2個取付で効果あり
先日、Fire TV Stick 旧型を初期化した際に本体が高温になり、初期化中にまさかのフリーズすること2回。本体を触ろうにも、暑すぎて数秒も触ることのできない状態であったため、大きなヒートシンクを取り付けてみました。 ...
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発熱による不具合と思われる現象

私はFire TV Stickの旧機種を使用しており、以下の現象はメモリ不足などの発熱以外の要因による可能性もありますが、最近生じた不具合は以下となります。

なお、不具合発生時の写真撮影は間に合わず、未掲載です。

 

  • 3時間程度の動画(Hulu)連続視聴時に、何の警告メッセージもなく、突然のシャットダウン。この状況こそ、熱による影響だと思われます。
  • 同じく2時間程度の動画視聴時に、「プログラムに問題が生じました」的なメッセージ(メッセージを明確に記憶していませんが、この類のもの)が表示され、huluの初期画面に戻らざるを得ない状況に。これは熱の影響ではなく、プログラム自体の問題であった可能性もあります。

 

さらに検討した発熱対策

▼現時点で取り付けているヒートシンク

もちろんカバーを取り付けていますが、現在のところは上側のみヒートシンクを取り付けています。このヒートシンクを取り付けると、Fire TV Stickのスリープ時にもヒートシンクが温かくなっており、放熱しているのがわかります。

 

Fire TV Stickの発熱・排熱対策にここまで取り組むことになるとは思わなかったのですが、現在検討中のものを掲載します。

 

背面にもヒートシンクを取り付ける

現在は上側のみにヒートシンクを取り付けている状況にですが、同じヒートシンクを下側にも取り付ける。

下側は完全に熱がこもっている状況のため、効果はあるだろうとの認識。ただし、ヒートシンク自体が小さいため、効果はあるにせよ限定的かもしれません。

 

▼未加工のカバー下側。水色の熱伝導シートがあります。カバーに穴を開け、さらにヒートシンクを取り付けると、内部の熱を逃すこととなり、効果がありそうです。

 

より大きなヒートシンクのサンドイッチ構造にする

▲画像下は、Windows 10のStick PCにヒートシンクを取り付け、運用しているもの。

このヒートシンクはFire TV Stickには大きすぎるのですが、以下のような、やや大きめのヒートシンク取り付けも、検討の余地ありです。

 

▼Windows 10のStick PCにヒートシンク取り付けのDIY記事

Stick PC DG-STK3の冷却に銅板とアルミヒートシンクを利用してみた
安くて便利なStick PCですが、ファンレスであるがために、課題としてあげられているのが排熱・冷却対応。夏には熱暴走してしまうかもと不安がよぎります。今回、この冷却・熱対策のため、銅板とアルミヒートシンクを用いて改造してみました。

 

▼サイズ的には、幅、長さともFire TV Stickよりもやや小さいものの、パソコン用のヒートシンクを多く販売しているアイネックスの製品であり、熱伝導両面テープもついていることから、安心かつ取り付けも簡単。

 

 

ファンを取り付け、冷風を送り込む

我が家には、パソコン用のファンが多く転がっており、これを取り付けるためのUSB変換ケーブルは購入済。Fire TV StickにUSBで駆動するファンを取り付け、冷却・排熱する作戦です。

多くの方は、自宅にパソコン用のファンはお持ちでないでしょうから、以下の小型ファンにて対応するとよいかも。 Windows 10 のStick PCでは多く活用事例があります。

 

課題としては、常時ファンをまわしていると、せっかくのファンレスで無音のFire TV Stickが、ノートパソコンでファンがまわっている程度にやかましくなります。

なお、ファンではなくとも、机上で使用する小型のUSB扇風機を使用する手段もあります。

 

▼いくら何でも、Fire TV Stickにはあり得ない組み合わせですが、自宅にあるパソコンのヒートシンク・ファンを取り付けると、このような重装備に。これでもファンは稼働します。

アルミ板を利用する

誰にでもおすすめするものではありませんが、現在、私が検討している対応方法のうち、最も真剣に考えているもの。

私はStick PC関連では、Fire TV、Windows、Androidと3つ持っているのですが、これらが別々に転がっている状態。これらを大きめのアルミ板に全て載せて放熱するとの作戦です。また、ファンを取り付けて、3つ同時に冷やすことも検討しています。

 

まとめ

いかがでしょうか。検討段階の更なる冷却対応案です。最も現実的なところでは、ヒートシンクを上下両面に取り付け、必要に応じてファンまたは小型扇風機で冷却する方法でしょう。

Fire TV Stick、Windows 10 Stickがファンレスで小型化されているのはよいものの、私が経験したように、動画視聴中に突然シャットダウンすると、その動画の続きを探すことに手間取ってしまいます。

今回の事象は、必ずしも発熱によるものとは限らないものの、Amazon側で対応いただけるとよいのですが。新モデルが発売されたばかりですが、次期モデルでは多少 大型化しても、冷却効率を高めていただけるよう望みます。

 

Fire TV Stickの熱対策、外枠加工、ヒートシンク取付で効果あり
Fire TV Stick(旧型)の熱対策として、外枠の上にヒートシンクを取り付けるのみでも効果はありそうですが、より冷却効果を高めるため、外枠を加工したうえでヒートシンクを取り付け。熱をヒートシンク全体で感じ、効果ありとの認識です。

 

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