Fire TV、Google Playアプリの導入方法、実用性の検証と評価

Fire TV Stickにインストールした Google Playアプリの使い勝手はいかがなものか。2017年1月に、下記リンク先の記事にてアプリ毎に確認しましたが、記事・内容がやや古くなったために、あらためて再確認しました。

アプリにより不具合の有無・使用感が異なりますが、今回は個別アプリの使用感よりも全般的な傾向を記載したものです。

起動・画面遷移に不具合にのないアプリにおいても、全般的には「画面遷移のレスポンスがもう少し速ければ」など惜しい状況ではあるものの、実用的とは言えません。

もともと、Fire TV / Fire OS がGoogle Play アプリをインストールして利用することを想定(最適化)したものではないはずですので、お遊び要素的にインストールする、なんとか動くだけでも十分との認識です。

先行記事 Fire TV StickにGoogle Playアプリをインストール、楽天市場・Tverなどの使用感

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Google PlayアプリをFire TV機器にインストールする方法

Google PlayアプリをFire TV / Fire TV Stickにインストールする方法のおさらいです。

ざっくりしたところでは、アプリのインストールファイルをFire TV機器から起動・インストールするようなイメージですが、これを意識せずに簡単にインストールすることができます。

Fire TV機器での設定

Fire TV / Fire TV Stickにて、ダウンロード・保存したファイルからインストールできるよう設定を行います。

▼「設定」「端末」の「開発者オプション」を選択します(画像では「規約等」にフォーカスされていますが、先頭の項目です)。

▼「ADBデバッグ」「不明ソースからのアプリ」の双方をオンにし、準備完了です。

Android端末での準備、インストール実行

続いて、Androidスマホ・タブレット側での準備、そして Fire TV機器へのインストールの実行です。

OneDriveなどのクラウドストレージにインストールファイルを保存して実行する方法もありますが、ここでは操作が簡単なスマホアプリを使用します。

▼GooglePlayより「App2Fire」をインストールします

Apps2Fire 元の

Apps2Fire
開発元:Koni
無料
posted with アプリーチ

▼まずは初期設定として、Fire TV機器とIPアドレスの連携を行います。

「設定」で表示される、中央の赤枠内にFire TV機器のIPアドレスを入力するのですが、「デバイスを検索する」にて検索・自動入力すると手っ取り早いです。

▼難なく設定できました。

▼メニュー項目の「ローカルアプリ」に、スマホ・タブレットにインストール済のアプリが一覧表示されます。

このうち、Fire TV機器にインストールしたいアプリを選択し「インストールする」をタッチします。

▼スマホ・タブレットへのインストールと比べると、やや時間がかかります。また、インストールエラーとなったこと、エラーとなった場合、何度かインストール作業を繰り返し完了したこともありました。

Google Playアプリ、Fire TV機器での使用感

▲Amazon、楽天市場など複数のGoogle Playアプリをインストールしましたが、その使用感はいかがなものか。

概括的なものですが、以下のとおり、お試し・お遊び要素としてはよいのですが実用的ではありません。

Google Play アプリがFire OSでの利用を想定していない・最適化できていないはずですので、そもそもGoogle PlayアプリをFire TVで稼働させる試み自体に無理がありそうですが。

  • スペックに劣るFire TV Stick 旧型での検証の影響もあるかと思いますが、アプリの起動・画面遷移など、スマホ・タブレットのサクサク感からイメージすると、かなり遅いものです。
  • 例えば Gmailアプリなど、実際にインストールできても、起動してみると利用できないアプリもあり(Google Play 開発者サービスが必要)。
  • 後段に記載のとおり、画面が横に間延びするアプリが多い。この「横に間延び」する現象は、縦表示のアプリをFire TV / Fire OS側で無理に(?)横表示していることが‘影響している。

別の視点で見た場合、Fire TVにGoogle Playアプリをインストールし運用よりも、ミラーリング(ただし、カクカクした動きです)、あるいはスマホ・タブレットをHDMI経由でテレビ接続したほうが、Fire OSとアプリの相性などを考慮する必要もなく、レスポンスもよいものです。

なお、全般的に実用的ではないとした具体事例等は以下となります。

ショッピング系アプリは、ほどほどに使用可

2017年1月に試した際も同様でしたが、Amazonショッピング・楽天市場は、ほどほどに使用できます。

「ほどほどに」にというのは、私が試した範囲ではエラーが生じることもなく、参照・検索等は可能なものの、スマホ・タブレット・Webサイトと比較すると、起動・画面遷移など、かなりもっさりしたものであるためです。

そのもっさり感は、スマホが国内で流通しだした当時(2010年後半あたり)に、Webサイトを開くレベル程度の遅さと表現できそうです。

▼楽天市場での表示事例。一般的に。Fire TVでショッピング系アプリを利用する需要はないと思いますが、参考までにインストールしてみました。

横に間延びする、画面での表示

Amazonショッピング・楽天市場などの一部のアプリを除き、Google PlayアプリをFire TVで表示すると「横に間延びしたような画面表示」になることが多いです。

▼間延び感が伝わりにくい画像ですが、テレビに表示したYahooアプリ。横幅の半分程度を拡大していています。

間延びと表現していますが、テキスト・画像が横方向に長くなる状況です。

ところが、この「間延びした画面」のスクショを撮影してみると、以下のとおり間延びすることなく、普通に表示されています。

このスクショは縦長画像だったのですが、このスクショにより、Fire TVでGoogle Playアプリを起動すると、システム的には縦表示であっても、ディスプレイ上は横表示されていることが発覚。このために、横に間延び・テキストが潰れたように表示されていたものでした。

▼こちらはGmailを起動した際のエラーメッセージ。

スマホでもよく表示される「Google Play 開発者サービス」に関するものです。

▼当記事のスクショは、Fire TV StickにGoogle Playアプリをインストールし撮影したものです。

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まとめ

Fire TV Stick 旧型に、Google PlayのAndroidアプリをインストールし動作を検証しましたが、実用性ではかなり厳しいものです。ここはお遊び・いじって楽しむことを前提に、インストールできるだけでも十分、動いたらラッキーとの認識を持ち、インストールし試してみたほうが無難です。

▼Fire TVのNewモデルが発売となりましたが、スペックでは優位のNewモデルでも、Androidアプリをインストールした使用感は変わらないと思われます(私の旧型のレスポンスよりはよいでしょうけど)。

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