昨日 ご紹介の9,980円（税抜）で購入した中古のiPhone5ですが、目に見えるような大きな傷・ディスプレイのにじみ・バッテリーのヘタリもなく、快適に使用しています。iPhone 5の使用は初めてではないものの、数カ月前に子供に手渡して以降、しばらく使用していなかったこともあり、そのレスポンスを同じくiOS 9.3.3を搭載したiPhone4Sと比較してみました。
今更ながらのiPhone4SとiPhone5の比較は、まるで数年前のレポートのようですが、中古での購入を検討される際のご参考まで。
iPhone5 vs iPhone4S､iOS9.3.3でのベンチマーク
過度にベンチマークにとらわれる必要もないのですが、AnTuTu Benchmark v6.1におけるiPhone5・iPhone4SのiOS9.3.3でのベンチマーク比較です。
▼iPhone5、iOS9.3.3
▼iPhone4S、iOS9.3.3
▼iPhone5でのAnTuTu Benchmark結果。CPUなどの項目毎の結果は割愛し、総合スコアのみです。
▼iPhone4SでのAnTuTu Benchmark結果
AnTuTu Benchmarkでは、iPhone5とiPhone4Sでは倍以上のスコア差となっています。AntutuのRanking Listからの引用にて、iPhone 5S以降も比較すると、下記のような差があるようです（いづれも、AnTuTu Benchmark v6.1）。iPhone4SとiPhone 6SまたはiPhone SEを比較すると、10倍近くの差が出ています。
- iPhone 4S : 13631
- iPhone 5 : 31021
- iPhone 5S : 64901
- iPhone 6 : 79215
- iPhone 6S : 134067
- iPhone SE : 132715
ベンチマークの差もさることながら、それ以上にiPhone5の恩恵を感じるのが、WifiにてiPhone5が11aに対応していることによるダウンロードスピードの速さです。以下のSpeedtestの結果では、11gにおけるiPhone4Sでも十分の速さであり、ダウンロードする際にはそれほど大差がないのでは、とも思えますが、体感的には圧倒的にiPhone5が速いです（体感差は2倍程度に感じます）。
▼SpeedtestにおけるWifiスピード。こちらはiPhone5
▼iPhone4S
iPhone5 vs iPhone4S､iOS9.3.3での体感差
さて、今度はベンチマーク結果ではなく、iPhone5・iPhone4SのiOS9.3.3での体感的なレスポンス等の比較です。実際に運用するうえでは、ベンチマーク以上に、この体感が重要との認識ですが、ポイントのみを記載すると、以下のとおりです。
- Safariにおけるスクロールの速さでは、圧倒的にiPhone5が速い。例えば、当ブログを表示した際のスクロールの体感差は、iPhone5は、iPhone4Sの1.3～1.5倍程度のように感じます。
- Safariなどのアプリを起動後にホームボタンを押し、ホーム画面へ戻る際に、iPhone4Sは多少のモタツキを感じるものの、iPhone5はスムーズです。
- 上述のとおり、Wifiでのダウンロードスピードは、iPhone5が圧倒的に速い。
- レスポンス以外では、やはり3.5インチのiPhone4Sと比較すると、4インチのiPhone5は、当然ながら視認性に優れている。
まとめ
今さらながらのiOS9.3.3におけるiPhone5とiPhone4Sの比較でしたが、以前にiPhone5をWifi運用していた当時から認識していたものの、ベンチマーク・体感差ともiPhone5の優位性が際立つものです。
現在 iPhone6を使用し、iPhone5Sを使用したことのある家族いわく、iPhone5・5Ｓ・6はそれほどレスポンスの差を感じないとのことでもあり、現時点でiPhoneをサブ的にWifi運用またはLTEにて格安運用するなら、安くなってきたiPhone5でも十分かも、と思われます。
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