四谷学院の55段階個別指導が合わずにクーリングオフした背景

電車の中刷り広告やCMなどで「なんで私が東大に?」にと宣伝している四谷学院。公式サイトや入学パンフレットに記載のとおり、その特徴は55段階個別指導と能力別授業にあります。卒業生の手記などを参照すると、55段階のテキストは効果抜群とのコメントが多いのですが、確かに四谷学院の方針などを参照すると納得感はあります。

しかしながら、今回、一旦 四谷学院に申し込みを行い、55段階のテキストを受け取ったところ、そのテキスト・スタイルが我が家の浪人には合わず、クーリングオフするに至りました。クーリングオフの行為自体は、我が家の研究不足、勉強スタイルに合わなかったに尽きるのですが、その背景を簡潔にレポートします。

なお、四谷学院をはじめ、その予備校の方針が自分のスタイルに合うか否かは人それぞれ。四谷学院を批判するレポートではないことを、お含みおきくださいませ

スポンサーリンク

四谷学院、ダブル教育の概要

四谷学院の特徴・方針を直接聞いた訳ではなく(我が家の浪人生は概要説明を受けている)、公式サイトから読み取れる「四谷学院、ダブル教育の概要」は以下のとおり。

  • 学力アップには、授業内容を完璧に理解すること(=理解力)が必要
  • 大人数を対象とした予備校の授業では、自分のレベルに合っていない場合、完璧な理解が困難。
  • 四谷学院の科目別能力別授業なら、自分のレベルに応じた授業を受けることができ、理解力のアップにつながる。
  • さらには、答える力(=解答力)が必要。
  • この解答力を伸ばすためには、プロの指導が有効。
  • 四谷学院の「55段階個別指導」は厳選された良問をマンツーマンで指導し、この解答力を徹底的に鍛え上げる。

つまりは、「理解力をアップさせるために、科目別能力別授業」を行い、「解答力をアップさせるために、55段階個別指導」を行うというもの。

このダブル教育のコンセプトは納得感のあるものです。難関大学へ多くの合格者を輩出し、その合格体験記などで、55段階個別指導・55段階テキストを褒めたたえる方が多いのもわかります。

ただし、この55段階個別指導・55段階テキストに合わない方がいるだろうと思います。実際に、我が家の浪人生・そして私はテキストをみて即合わないと判断。

四谷学院の55段階テキストが合わないと感じた理由

重ねて記載しますが、四谷学院の方針・テキストを批判するのが目的ではなく、その方針・テキストに合わない方もいるとの意見としての記載です。

言葉を選ばず、正直ベースで記載すると、まず我が家の受験生は、テキストをみて言葉を失い、そして私は唖然。その理由は、あまりにも基礎から始まりすぎている、絶対量が少ないこと。

基礎から始めるのはよいが、基礎すぎる

「あまりにも基礎から始まりすぎている」については、テキストの段階は徐々にステップアップし、最終的には難関大学のレベルにまで行き着いているのですが、例えば英語では「なぜ、ここで動詞・助詞や、基本構文から始めなければいけないのか」との疑問。

受験勉強を始めたばかりの方や、基礎が身についていない方には、ほどよいテキストかもしれませんが、受験勉強を1年間必死に行ったものの、不運にも、あるいは更に難関大学を目指し浪人となった方には、「基礎から始める時間がもったいない」との認識です。これは我が家の浪人生も私も同じ想い。

もちろん、基礎から再度始めるのもよいのですが、テキストの基礎を終えるためにはテストを繰り返す必要があり、数カ月の時間を基礎に費やすのはもったいないとの考えです、

絶対量が少ない

「要点がまとまっている、無駄なことが記載されていない」という言い方もできます。がしかし、クーリングオフに従いテキストを返却したため、どれほどの分量であったか記憶にないものの、要点をまとめるにしても、55段階と階層が細分化されている割には、絶対量不足なテキストでした。

このテキストの量なら、他の参考書類・問題集を買い揃え、それらも完璧にこなす必要があり、テキスト・参考書類のどちらを完璧に仕上げたほうが実力がつくのかと考慮した場合、後者のほうが万全との判断。

そして、クーリングオフの手続き

上記の55段階テキストが我が家の浪人生・私の意向に合わず、テキストを受け取った翌日にクーリングオフの手続きを行いました。

クーリングオフの手続き自体はスムーズにいったのですが、クーリングオフ期間に退塾する場合、高校在校生は全額返還となるものの、高卒生は入学金(10万円)は返還となりません。契約に基づくため仕方がないことなのですが、10万円は厳しい。

厳しいとは言え、意向に合わない勉強スタイルを1年間続けるわけにもいかず、高い授業料となりました。ちなみに、駿台・河合塾を申し込んではいないものの、入学金免除との話をいただいていたのですが。。。

まとめ

この1ヵ月で多くの予備校のスタイル・方針などを親子で確認したのですが、駿台・河合塾は同様の方針・スタイルであり、どちらを選択しても大きな差はないとの認識でした。

やや方針が異なるのが四谷学院。何度か記事にしているように、方針が大きく異なるのが武田塾。どの予備校の方針やスタイルに合うかは、受験生それぞれの意向や、基礎から始めるのか、あるいは基礎や勉強スタイルは身についており、応用力を養うのことに重点をおくのかなど、状況により異なってくるかと思います。「これらを考慮したうえで慎重に選択すべし」が今回の経験により得た教訓でした。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

関連記事