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熱いFire TV Stick対策に、Amazonで探したヒートシンク 5選

Fire TV Stickを使用している方は、感じたことがあるかと思いますが、しばらく使用していない状態でも、本体を触るとほんのりと熱を帯びています。私のFire TV Stickには、熱対策としてヒートシンクを取り付けているのですが、それでもなお、動画を視聴していると、動きがコマ送り状態になることもあります。これは必ずしも熱の影響ではないかもしれませんが、可能な限り効率的に排熱したいもの。そこで今回、私のヒートシンクの見直しも含め、Fire TV Stickにマッチしそうなヒートシンクをピックアップしてみました。

 

新たに販売のヒートシンクも含め記事を更新しました。

Fire TV Stick,Fire TVの冷却に、Amazonで探したヒートシンク 6選(2018年度版)
4月後半にもかかわらず関東では真夏日となっている本日(2018/4/22)ですが、これから夏本番をひかえ、気になるのがFire TV機器の冷却対応。 我が家には、Fire TV 新旧型・Fire TV 2017モデルと家族で3...

 

私のヒートシンクの再確認

詳細は以下の記事で記載していますが、私は、Fire TV Stick 旧モデルに小さなヒートシンクを3つ取り付けています。Amazonで購入したものですが(2017年8月8日時点では品切れ)、30個入り640円。幅はFire TV Stick(旧型)にほぼピッタリで、30個入りとお買得。私の家族がFire TV Stick 新型を持っているのですが、旧型・新型の全面に取り付けても、まだ余るというコスパの高さ。

現在のところは片面のみ使用ですが、動画のコマ送り化などの症状が再発した場合には、外枠の背面をくり抜いたうえで、両面にヒートシンクを取り付けることも検討します。

今回あらためて、他のヒートシンクを確認してみると、私が購入したものは、数量としてはよいものの、高さが6mmと低いものであり、せめて10mmあれば尚もよかったかも。

 

Fire TV Stickの熱対策、外枠加工、ヒートシンク取付で効果あり
Fire TV Stick(旧型)の熱対策として、外枠の上にヒートシンクを取り付けるのみでも効果はありそうですが、より冷却効果を高めるため、外枠を加工したうえでヒートシンクを取り付け。熱をヒートシンク全体で感じ、効果ありとの認識です。

 

 

今回は、これに替わる、あるいはもっと冷却効果の高そうなヒートシンクをAmazonから探してきました。

Amazonで探した、Fire TV Stickに合いそうなヒートシンク

ヒートシンクをピックアップする前に、Fire TV Stick 旧型・新型のサイズの確認です。

幅が5mm違いますが、この差よりも、ヒートシンクを選ぶうえでは、Fire TV Stickの幅自体が影響します。

ヒートシンクの多くは小さなPCパーツ用、または汎用でやや大きいものが多く、Fire TV Stickの幅に合うものとなると、選択肢がかなり絞られます。

今回のピックアップにおいては、Fire TV Stickに程よいサイズを探すのに苦労しましたが、もちろん、この横幅を基準に選択しています。

また、私のヒートシンクは、より冷却効果を高めるため、外枠の一部をくり抜いて使用していますが、今回ピックアップしたものは、外枠を加工せずに、両面テープ(できれば熱伝導両面テープ)、あるいは100均で販売している「アルミ針金」で固定することを想定しています。

 

(単位:mm)

新型旧型
3025
高さ85.984.9
厚み12.611.5

 

▼Newモデル向きの大きめサイズ

家族が使用する新型が熱暴走する気配があれば、購入する予定の製品。

幅は新型にピッタリ、高さも20mmと一般的なヒートシンクよりも高く、放熱効果が高そう。「製品紹介にFire TV Stick Newモデルにも適す」との記載があり、レビューでNewモデルの使用例が多いのも安心。30mm角と接地面は小さめのため、できれば2個使用したい。

▽2018/3/20追記。こちらのM.2 SSD用ヒートシンクは、密着・固定用のシリコンパッドとリングが付属しています。2018/3/20現在、Amazonのヒートシンクのカテゴリーでベストセラー1位となっています。

△▽2018/6/9追記。こちらのヒートシンクを購入して取り付けました。

Fire TV Stick 新型の熱対策にM.2 SSD用ヒートシンクをポン付け対応
Fire TV Stick 旧型、Fire TV 2017に続き、本日 Fire TV Stick 新型にヒートシンクを取り付けました。購入したヒートシンクのポン付けであり、時間にして3分もかからず完了。何の工夫もない取り付けとなり...

 

▼旧モデル向けに、SSD M.2用ヒートシンクを流用

PC用のヒートシンクを多く販売しているアイネックスのヒートシンク。PCのSSD用のヒートシンクですが、サイズ は22×66.5×5.1mm。旧モデルよりやや小さめであるものの、「SSDの冷却で効果あり」とのレビューコメントが多く、Fire TV Stickでの利用も期待できそう。また、熱伝導両面テープが付属しているため、追加コストが不要なのもよいところ。狭いPCケースで利用する製品のため、高さが5.1mmとやや低いのが難点か。

SSDの規格・サイズは複数あり、M.2 2280向けのヒートシンクがサイズ的にFire TV Stick 旧モデルにマッチしそうですが、現在のところは、このアイネックスのみの選択肢となるのが残念。

 

 

▼旧モデル向けの、やや控えめのサンドイッチ構造に

Amazonで多くのヒートシンクを販売しているuxcelの商品。2個入りであるため、本体をサンドイッチする形でも使えます。

なお、取付に際しては、安く済ませるなら、100均で売っているアルミ針金で十分かと。

 

▼Newモデル向け。ちょい長めですが、サンドイッチ構造はいかが。

幅は28mmとNewモデルにマッチ。高さは110mmとやや長いのですが、以下の私のStick PCでサンドイッチ構造にしているように、本体の両面に取り付けると冷却効果が高そうです。

 

▽こちらはStick PCで使用のヒートシンク

△▽私の別サイトで紹介しています。

Stick PC DG-STK3の冷却に銅板とアルミヒートシンクを利用してみた
安くて便利なStick PCですが、ファンレスであるがために、課題としてあげられているのが排熱・冷却対応。夏には熱暴走してしまうかもと不安がよぎります。今回、この冷却・熱対策のため、銅板とアルミヒートシンクを用いて改造してみました。

 

▼さらに強力に冷やすためにファンを利用

Fire TV Stickでは、ここまで対応する必要はないかと思いますが、より一層 冷却対応を高めるには、USBのファンがおすすめ。常時利用ではなく、動画の連続視聴で、本体がかなりの熱を帯びた場合に効果的。

まとめ

今回、Fire TV Stickの旧モデル・新モデルを含め、ヒートシンクを5製品 ピックアップしました。Fire TV Stickの本体の価格からすると、やや高めのものもありますが、数百円の出費で熱暴走への不安が少なくなるのであれば安いもの。Amazon側としても、熱対策を講じたうえでの販売でしょうから、熱により頻繁に挙動がおかしくなるようなことはないと思いますが、外枠のうえにヒートシンクを取り付けるのみでも、より安心できます。

 

▼Fire TV Stick New モデルにGoogle Playアプリをインストールし、内部の温度を計測してみました。なお、旧型は温度センサーがないためか、計測できません。

Fire TV Stick 新型の内部温度を動画視聴前後で確認してみた
ファンレスのFire TV Stickは、長時間の動画視聴時のみならず、スリープ時にも本体を触ってみると温もりを感じます。特に夏の運用においては熱暴走にも気を遣いたいものです。そこで今回、内部の温度を計測してみました。 なお、...

 

▼突然、Fire TV 2017モデルが販売されることに。Fire TV Stickよりも大きめのサイズのため、放熱性はやや高いとみています。

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