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授業をしない武田塾の三つの特徴と、その特徴に対する想い

先日の東進衛星予備校に続き、息子が通いたい予備校・塾の候補としている武田塾について調べたみましたので、調べた内容の概略及びその感想です。

武田塾のサイトには、以下の三つの特徴が高らかに掲載されていますが、この特徴のそれぞれについて感じたことを次の項で記載しています。実際に塾側・塾に通っている方に話を聞いたわけではなく(※)、あくまでWebから読み取れる内容で感じたことです(勘違いもあるかと思います)。

 

▼こちらは武田塾に1年間通っていた我が子のブログ記事です。

武田塾に通って早大に合格、武田塾の特徴と1年間で感じたメリット・デメリット

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武田塾の特徴 その1、授業をしない

武田塾のサイトでは「授業をしない」こととの関連で以下を言い切っています。

 

  1. 授業はムダと考えています。なぜならみんなと同じペースだからです。
  2. 勉強において最も速いのは参考書による自学自習です。
  3. これらは、一見非常識ともいえる独自の理論

 

1については、確かに集団講義はそれぞれの勉強のペースがあり、授業のみを完璧にしてもみんなと同じペースとなってしまいます。2についても納得できます。授業はムダかと言うと、そうではないと思うものの、最終的には授業の他に、本人が自分でどれほど頑張るかによる、との思いは同感です。

ただし、3の独自の理論かと言うと「そうではないよね」と思います。学校にせよ、予備校にせよ、「授業をベースにして、自分で他の参考書なり問題集を用いて、他の受験生に負けないよう勉強する」これが基本スタイルであることは、今も昔も常識だと思うのですが。。。私が受験生の30年前、山陰の田舎の高校では既に常識でした。

武田塾の特徴 その2、一冊を完璧に

こちらはその通りだと思います。武田塾サイトには「自分のレベルにあった参考書を一冊ずつ完璧に」とありますが、これは私が受験生であった30年前から繰り返し言われていたことです。当時「〇〇大学合格体験記」が数多く出版されていましたが、どの体験記にも同じことが記載され、私もその言葉を信じ勉強したものです。

 

なお、武田塾のサイトでは、「教科別の勉強法・参考書一覧」を公開していますが、ここは参照する価値ありです。例えば英語の場合、武田塾公式サイトの一般試験・センター試験対策|英語の参考書・勉強法してみてください。単語・長文などジャンル別のおすすめ参考書・勉強方法が記載されており、大変参考になります。私が受験生の30年前に、このようなサイトがあれば、どれほど良かったことか、と思います(当時はWebもない時代ですけど)。

武田塾の特徴 その3、自学自習を管理

サイトには以下により、勉強をサボれないように管理する、とあります。

  • いまさら毎日やるべき課題を「宿題」として明確に「全指定」し、
  • 特訓の開始時に行う「テスト」でしっかり宿題をしているか確認し、
  • まさかの「連絡帳」をつけ、詳細に学習記録を残す

 

勉強をサボれない状況に追い込むことも、わからなくはないのですが、「自学自習を管理」を塾にやってもらうこと自体が情けない状況に思えてきます。受験生である以上は、「ある程度は自分でスケジュールを立て、サボっているかサボっていないかも含め、自分で管理し、サボっていた場合には、どこかで時間をつくり挽回する」、この基本姿勢は自ら行えるのではないでしょうか。

サイトを見るのみでは判断できないのですが、総合的にみると、武田塾は「自分でまじめにコツコツと勉強し合格した受験生の基本スタイル、今も昔も変わらない王道路線を、塾の方針として取り込んだ」ものだと思います。であれば、「既に武田塾の特徴2.・3を理解・実践しており、自分でしっかり管理・勉強できるお子さん」は、敢えて武田塾に行く必要もないかもね、との認識です。ただし、上記2でリンクの「教科別の勉強法・参考書一覧」は見る価値、実践する価値あり、だと思います

 

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