先の記事「コペン以外の低年式車もOK、燃費8kmを12kmに伸ばした4つの対応 」
でご紹介の、コペン(L880K)他の燃費計のない車に「燃費計」を安価に取り付ける方法です。純粋な燃費計ではなく、安上がりな「OBD2アダプター + スマホアプリ」にて取り付けています。
コペンなどの古い車に燃費計を取り付けるとなると、2・3万円程度は覚悟する必要があると思いますが、以下の手法ですと数千円レベルで収まり、燃費を検証する程度の使い方では、これで十分です。
目次
そもそもOBD2アダプターって何?
まず、OBDとは「On Board Diagnosticesの略で、車に搭載されるコンピュータが行う自己車両診断のこと」であり、OBD2は、この機能をさらに進化・発展させたもので、エンジン制御情報やGPS位置情報、消費燃料のより詳細な情報を得ることができるようになっています。故障診断コネクタも同義かと思いますが、故障診断コネクタは旧型コペン(L880K)にも装備されています。
OBD2アダプターは、この故障診断コネクタに接続・アダプターに内蔵のBluetooth経由で消費燃料などの各種情報をスマホに飛ばし、スマホアプリにより燃費を表示するしくみです。
おすすめのOBD2アダプター
OBD2アダプターとスマホで燃費計とする場合、OBD2アダプターを購入することとなりますが、あまりにも安いものは止めましょうね。Amazonのレビューなどを参照すると海外製の機能しないものも多いようです。私は楽天市場にて3,960円のOn/Offスイッチ付き(スイッチなしでは常時接続となり、バッテリーが上がってしまうことがないにせよ、スイット付きが無難と判断)のものを購入しました。また、接続用のケーブル(Amazonにて600円前後)も必要となります。
▼私が購入したアダプターの同等品
▼私が購入したケーブル。ケーブルが太く、狭い場所での取り回しが不便なため、添付のL型コネクターが良いでしょう。
コペンの故障診断コネクタの場所は
良い写真が撮れましたら後ほど掲載します(暗くて画像アップに耐えられませんでした)。ステアリング下にあるカバーの左下(カバーの裏)にあります。カバーを外さなくとも手探りで探し当てることができます。
スマホアプリはどれがよいの?
アンドロイドの事例です。自動車メーカー毎にOBD2通信プロトコルが異なるようです。私がいろいろ試した結果(試した限りでは、下記以外はダイハツ(コペン)にスマホアプリ側が対応していません)、使用できるアプリは以下の2種です。
OBD Info-san! Maxwin
こちらは私が購入したアダプターの推薦するものです。画面は3種類あり、以下のものは燃費表示を重視したEco画面です。難点は燃費表示を重視したとは言え、やや見辛いですね。
燃費博士
私はこちらを常用していました。メーター・テキスト表示など、また燃費以外にも様々な情報を自分で選択でき、配置・大きさも自由に変更できる優れものです。難点は毎月課金(315円)されることです。私の場合、燃費改善が一定の水準まで達したため、解約したつもり(更新しなければ解約されると思っていた)でしたが、しっかり更新されていました。。。
▼燃費博士が「OBD Driver Free」と名称変更、しかも無料になったようです。
私は燃費博士は解約したのですが、無料化に伴い、また試してみます。
いかがでしょうか。燃費計を購入、または、レーダー探知機を購入し燃費計として使用することと比較すると、コスト的に優れると思います。
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