6コア搭載 Fire TV Cubeの詳細スペック。上位のTV Box並のスペックでEchoの機能を融合、テレビの音声コントロールも可能に

2019年11月5日の発売予定となる Fire TV Cube。USAでは初代が流通していますが、日本で発売予定のモデルは第2世代。14,980円の価格をみて当初は「高い」と感じたものの、Fire TVとEchoが合体・融合したような機能なうえに、CPUはヘキサコア(6コア)となり、ポート類も充実。2019年9月7日時点では情報が少ないものの、そのスペックを深追いしてみました。

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Fire TV Cubeのスペック

Fire TV Stickの歴代モデルのスペックは「Fire TV Stick 歴代モデルのスペック比較と4Kモデルへの買替判断」に掲載していますが、Fire TV Cubeとはかなりの価格差があることもあり、Fire TV Cube単体でのスペックを記載します。

なお、スペックの詳細はそのうちAmazon 開発者ポータルに掲載されると思いますが、2019年9月7日時点では掲載されていません。

 

  • CPU : ARM hexa-core (4x Cortex-A73 @ 2.2GHz, 2x Cortex-A53 @ 1.9GHz)
  • GPU : 800MHz Mali G52-MP6
  • メモリ : 2GB
  • ストレージ : 16GB
  • WiFi : 11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth : 5.0
  • ポート類 : HDMI、Micro USB、赤外線ポート、電源
  • 内蔵オーディオ : 40mm 内蔵スピーカー。当スピーカーにより、テレビの電源がオフでもAlexaを使用可能
  • オーディオ : Dolby Atmos、 7.1 サラウンド対応、 2chステレオ、最大5.1chのHDMIオーディオパススルー
  • サイズ : 86.1 mm x 86.1 mm x 76.9 mm、465g

 

参考までに、現行のFire TV Stickからスペックアップした箇所に黄色網掛けしましたが、気になる箇所はCPUとGPU。海外で展開のTV Boxにて、Fire TV Cubeに近いCPU・GPU (SoC)を搭載するモデルを探したところ、以下Beelink GTが該当します。

 

▼中国の通販サイト「GearBest」で販売のBeelink GT。Beelinkは多くのTV BoxやミニPC(私はBeelinkの製品を2台所有しています)をリリースしていますが、このBeelink GTはTV Boxの最上位モデル。

Gearbest Beelink GT (GearBest)
Beelink GT (GearBest)

 

▲GearBestの製品仕様に、CPU・GPUは以下と記載があります。

  • CPU : Amlogic S922X, quad-core ARM Cortex-A73 and dual-core ARM Cortex-A53 processor
  • GPU : Mali G52-MP6

 

詳細は省略しますが、最大クロックはFire TV Cubeが優位なため、さらに深追いすると 以下の海外サイトで掲載のAmlogic A311D / S922X-Bが該当するかもしれません。ただし、この場合には AnTuTu ベンチマーク v7のスコアが13万越えとなるため、Fire TV機器としては高スコアすぎるため、異なる可能性も大です。

Amlogic S912 vs Amlogic A311D/S922X-B Benchmarks Comparison

 

いづれにしても、6コアのCPUにメモリ 2GBを搭載しているため(Fire TV Stick 4Kは1.5GB、Fire TV 2017は2GB)、現行のFire TV Stick以上にサクサクと動作するのは間違いなく、メモリ 3GB以上であった場合には、エントリークラスのAndroidタブレットとしても通用するスペックです。

Fire TV Cubeの機能

Fire TVとEchoが融合したようなFire TV Cubeですので、その機能が強化されているのは Amazonサイトに記載のとおり。あらためて、特徴となる部分を記載すると以下となります。

 

▲86.1mm角で高さは76.9mmと大型化したこともあり、ポート類はMicro USBにHDMI、赤外線ポートとなり、Micro USBが備わっていることが大きなポイント。以下の1,780円のイーサネットアダプタが付属しており、これによりMicro USBが塞がってしまうのですが、非公式となるものの、おそらくUSBハブを接続可能でしょう。以下のとおり、私はFire TV / Fire TV Stickに無理やり USBハブを接続しているほどですので。

Fire TV Stick 第2世代にUSBハブ、USB機器の接続事例。出費はOTGケーブルの265円のみ
Fire TV Stick 第2世代にて、OTGケーブル経由でUSB機器を接続する方法を検討していましたが、昨日 amazonにて注文していたケーブルを受領。早速試してみましたので、結果を報告します。 なお、今回の報告内容は、...

 

音声でコンテンツをコントロール

Fire TV StickのAlexa機能を試してみましたが、やはり面倒なのは音声対応リモコンに向かって話しかける必要があること。Fire TV CubeではEchoと同様に、リモコンを介さずに音声で動画の再生や一時停止などをコントロールできるため、これは大きなメリット。

私は就寝時にベッドに寝転がり、Fire TV Stickにて動画を視聴することが多いのですが(ほぼ毎晩)、リモコンを操作する手間が省けます。

 

▼Fire TV Stickで試してみたAlexa機能の記事

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テレビなどをコントロール

Amazonサイトによると、テレビ・サウンドバー・AVレシーバーの互換性のある機器は、テレビのオンオフなどの音声コントロールが可能とあります。制御可能な機器は公式サイトの以下にて確認することができます。

互換性の確認サイト

 

テレビの場合には、テレビが赤外線(IR)とHDMI-CECに対応(できることは限定されますが、少なくともどちらか一方)している必要がありますが、上記サイトで確認したところ、我が家の2011年製の古い ソニー ブラビアと、さらに古い シャープ アクオスでも対応していますので、テレビは何の心配もなく対応していることでしょう。

例えば、「アレクサ、Netflixを開いて」と話しかけると、AlexaがテレビをオンにしNetflixを起動、その後、番組名を再生など、音声コントールで対応することができます。

まとめ

14,980円の価格のみをみると高いと感じFire TV Cubeですが、エントリークラスのAndroid タブレット並のスペックと拡張性、Echoと融合した機能を考慮すると、この価格も納得。現在、Fire TV StickとEchoの購入を検討している方は、2019年11月5日の発売日まで待つべきかと思います。

Fire TV Stick 初代に第2世代、Fire TV 2017にEcho Dotを所有している私ですが、Fire TV Cubeの購入を検討中。Micro USBを備え、いじり甲斐があるうえに、テレビの音声コントロールも可能とは便利に使用できること間違いなし。

 

 

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