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Fire TV Stick 2020モデル、4K・旧モデルとのスペック比較と買替判断。メモリ搭載量は2016モデルと変わらず

2020年9月30日に発売の「Fire TV Stick 2020モデル」。「前のモデルよりも50%パワフルに
HDRの鮮明な映像に対応」とあるため、どれほどスペックアップしたものかと、海外サイトを頼りにCPUやメモリ搭載量などを確認し、Fire TV Stick 4Kモデル、Fire TV Stick 2016モデルとのスペックを比較しました。

メモリ搭載量のアップを期待したのですが、4Kモデルの1.5GBに対して、2020モデルは2016モデルと同様に1GB。「前のモデルよりも50%パワフル」とは、2016モデルとの比較において、CPU、HDR 10+とDolby Atmosに対応していることに基づているようです。なお、OSはAndroid 9ベースのFire OS 7となっています。

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 Fire TV Stick 2020モデル、4Kモデル、他とのスペック比較

比較においては、参考までに Amazon USAで9月30日に発売のFire TV Stick Lite (29.99ドル)、Fire TV Cubeも掲載しています。また、引用元は以下となり、CPUやメモリ搭載量は 9月30日の発売以降はAmazon デベロッパーサイトで公開されますが、未発売の本日(9月26日)は未公開のため、以下の海外サイトを参照しています。

Amazon Fire TV Stick, Stick Lite, and Stick 4K specs compared (海外サイト)

Amazon デベロッパー(Amazon 公式)

Amazon USA、Fire TV Stick Lite

Amazon Japan、Fire TV Stick 2020モデル

 

スペック上、優位な項目に黄色網掛け、劣る部分にピンク網掛けをしています。価格の異なるFire TV Cubeは別格のため、主にその他のモデルとの比較におけるコメントは以下です。

  • Fire TV CubeのSoC「S922」は中国製のTV Boxにも採用されるものですが、それ以外のCPUは、Android タブレットでの採用事例もないほどのマイナーなもの。
  • ベンチマークは確認できませんが(確認できたところで掲載します)、2020モデルと4Kモデルに大きな差はないとみています。
  • 一方、私はFire TV 2017モデルを含めると、4台(4種)のFire TV Stick / Fire TVを所有していますが、Fire TV Stick 2016モデルと4Kには、それなりのレスポンスの差があります。
  • 「それなりのレスポンスの差」とは、ホーム画面での画面遷移などでは、体感的には4Kモデルは2016モデルよいも1割増し程度。
  • Fire TV 2020モデルは、メモリ 1GBであることが惜しい。Fire OSはAndroidがベースのため、メモリ搭載量もレスポンスに影響しますが、Fire TV Stickにメモリ消費量を計測できるアプリを導入してみると、相応のメモリを消費しています。
  • 2016モデルはHDR+に未対応、2020モデルはHDR+に対応しています。「よくわかる、HDR徹底解説! HDRとは(EIZOサイト)」に記載のとおり、HDR (High Dynamic Range)は明暗差の大きい映像の見え方が異なりますが、HDRに未対応の2016モデルとHDRに対応の4Kモデルでは、私の素人目では大きな相違を確認できず。

Fire TV Stick 2020モデルへの買替判断

上記のスペックを踏まえ、レスポンスのみによる、現行販売、あるいは販売終了のFire TV Stickからの買替判断は以下です。ただし、私はFire OS 7を使用したことがないため、OSの操作感は除きます(ミラーリングの対応有無など、OSのバージョンアップにより、突然 機能が削除される事例もあります)。

  • 今や所有している方は少ないと思いますが、Fire TV Stick 初代(2017年3月以前に購入の方)をお持ちの方は「買い」。レスポンスはかなり向上します。
  • Fire TV Stick 2016モデル(2017年4月以降に購入の方)は「買い替えてもいいかも」と言ったところ。ホーム画面の遷移など、多少は速くなります。
  • Fire TV 4Kモデルをお持ちの方は見送り。OS以外のメリットはないように見受けられます。
  • Fire TV 2017モデルをお持ちの方も保留。レスポンスは4Kモデルとほぼ同じです。

 

▼2020年11月29日追記。メモリ搭載量の視点から、Fire TV Stick 2020モデルとFire TV Stick 4Kモデルを比較してみました

Fire TV Stick 4K vs 2020モデル、メモリ搭載量の相違からも4Kモデルが無難な選択
12月1日まで開催のAmazon ブラックフライデー & サイバーマンデーセールにて、Fire TV Stick 2020モデルが 3,480円、Fire TV Stick 4Kが 4,280円で販売されています。価格差 8...

 

▼私としては、予算が許せばメモリ搭載量の大きい 4Kモデルがおすすめ

 

▼Fire TV 機器の実機レビューなどはこちら。

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