2018年1月1日より、Fire TV機器でのYouTubeアプリのサービス停止となることに対し、下記のリンク先記事のとおり、新規にリリースされたアプリ「Firefox」「Silk ブラウザ」でのYouTube視聴に全く問題がないことを確認しました、
ここで生じた素朴な疑問が、Fire TV機器にてYouTubeを視聴する場合、「ブラウザ経由」と「スマホ・タブレットからのミラーリング」と比較した場合、どちらが安定し使い勝手がよいのかということ。
動画の視聴の安定性・使い勝手の善し悪しを文面で伝えることは難しいのですが、以下のとおり報告します。結論は容易に想像つくと思いますが。
関連記事
Fire TV StickにSilk ブラウザをインストール、YouTube・Webサイト閲覧の使い勝手を確認
Fire TV StickにFirefoxをインストール、YouTubeを視聴してみた
前提、使用した機器・アプリなど
比較にあたり、使用した機器・アプリは以下です。
- Fire TV Stick 旧モデル。低スペックのため、ホーム・設定画面のレスポンスはよくないのですが、動画視聴を始めると低スペックも影響ありません。
- Fire TV StickでのYouTube視聴はSilk ブラウザ。Silk ブラウザ・Firefox経由ともに、YouTubeの項目・見え方はYouTubeアプリと全く同じです。
- ミラーリング元のタブレットはiPad 2017。手持ちのiPhone6 / iPhone 5でのミラーリングでは、ややぎこちない動きだったため、スペックが妥当なiPad 2017をチョイス。
上記以外の前提として、YouTubeの動画はHD画質の同一のものを1時間ほど視聴しました。
▼Silk ブラウザでのYouTube視聴、Webサイト閲覧の使い勝手
▼Android / iPhone / iPadのミラーリングの方法
YouTube視聴、Silk ブラウザ vs ミラーリング
▼ミラーリング検証中の一コマ
皆さんのご想像どおりの結果ですが、優越をつけると以下のとおり。
- 動画の安定度ではSilk ブラウザ。たまたまかもしれませんが、ミラーリングは一度フリーズしました。iPhone 5 / iPhone 6では、フリーズする頻度がやや高くなる感覚であり、動画視聴以外では、スマホ・タブレット操作とミラーリングでの画像表示のタイムラグが気になります。
- 画質は微妙なところですが(本来は同じはず?)、Silk ブラウザが僅かながらに優位のようにも感じます。 動画以外のミラーリングでは、画像がややぼやけた感じもあり、そのイメージによる先入観かもしれません。
- 操作のし易さは圧倒的にミラーリング。Fire TV Stickの操作では、Silk ブラウザのYouTubeにたどり着くまでに階層が深く、また、リモコン操作 / マウス操作のFire TV stickと、タッチ操作のミラーリングの差はかなり大きいです。